ニュース 電子 作成日:2014年5月20日_記事番号:T00050436
20日付工商時報によると、中国のタッチパネル最大手、深圳欧菲光科技(深圳Oフィルムテック)のメタルメッシュ貼り合わせ工程の良品率が向上しないことから最近、同社顧客の聯想集団(レノボ)が、13.3インチ型ノートパソコン用タッチパネルの同工程発注先を宸鴻集団(TPKホールディング)に切り替えたとの観測が出ている。タッチセンサーは従来通り欧菲光が供給しているが、TPKにとっては大型タッチパネルの出荷増につながっているとみられる。
欧菲光はメタルメッシュを採用したタッチパネルの開発に成功し、レノボなど大手ノートPCブランドから主に大型ノートPC、中型タブレット型PC向けの受注を獲得していた。しかし、多くの受注を得ていたにもかかわらず良品率が向上せず、供給量が不安定になっているという。
なお、レノボ以外のブランドも発注切り替えを行っているとされ、介面光電(Jタッチ)、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)、勝華科技(ウィンテック)など台湾のタッチパネルメーカーが恩恵を受けそうだ。
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