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カード債務者の住宅ローン、償還期限緩和を主張


ニュース 金融 作成日:2008年1月17日_記事番号:T00005044

カード債務者の住宅ローン、償還期限緩和を主張


 中華民国銀行公会は、クレジットカード債務者が住宅ローンの返済を2回以上履行できなかった場合、銀行に担保不動産の競売を認めるべきと主張しているが、行政院消費者保護委員会(消保会)は、償還期限を緩和すべきだとして反発している。17日付工商時報が伝えた。

 昨年施行された消費者債務整理条約では、自宅用住宅ローンに関し、利払い継続を条件に償還期限に猶予を設ける特別条項が金融界の反対で盛り込まれなかった経緯がある。しかし、与野党も不動産ローンの定型契約に償還期限の緩和を盛り込むべきとの立場で一致している。クレジットカード債務者の住宅ローン残高は金融機関全体で4,800億台湾元(約1兆5,900億円)に達する。