ニュース 金融 作成日:2014年5月21日_記事番号:T00050450
立法院は20日、保険会社が出資先の上場企業(店頭公開も含む)で董事、監察人の選出に投票権を行使できないようにすることを柱とする保険法改正案を可決した。21日付経済日報が伝えた。
例えば、金融持ち株会社、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)には南山人寿保険が4.89%を出資しているが、今年予定される中信金の董事・監察人改選で、南山人寿は投票権を行使できなくなる。
過去には保険会社が上場企業の董事・監察人改選でキャスティングボートを握るケースがあった。中華開発金融控股(開発金控)で政府系株主と民間株主が主導権を争った際、中国人寿保険が民間株主の辜氏一族支持に回ったのが代表例だ。
金融監督管理委員会(金管会)によると、保険会社が上場企業に5%以上を出資している例は81件ある。
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