ニュース 金融 作成日:2014年5月21日_記事番号:T00050451
富邦産物保険はこのほど、台湾初となる登山保険の販売を開始した。5人以上の同時加入が条件で、1人1日当たりの保険料は47台湾元(約160円)から。遭難や事故による死亡、負傷の他、高山病や低体温症、熱中症などでも保険金が支給される。21日付蘋果日報が報じた。
富邦産険の登山保険は、死亡給付金100万元、医療費10万元、緊急救助費10万元の保険金を受け取る場合の保険料は1人1日当たり47元。死亡給付金500万元、医療費50万元、緊急救助費10万元の保険金を受け取る場合の保険料は同223元となる。捜索費用は保障対象外となるが、今後、商品のグレードアップに伴い対象とする方針だ。
台湾損保業界に登山保険の導入機運が高まったのは、2011年に台新金融控股の林克孝総経理(享年51)が中央山脈の北部に位置する南湖大山系・束穂山(宜蘭県南澳郷)を登山中に崖から転落して死亡した事故がきっかけだ。また、これまで一般の旅行傷害保険で登山で遭難した際の救助費用が保険の対象となるか否かについて争議となることが多かった。
なお富邦産険に続き、明台産物保険、新安東京海上産物保険(トキオ・マリンNEWAインシュアランス)など11社も導入を計画している。
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