ニュース 医薬 作成日:2014年5月21日_記事番号:T00050456
PIC/S(医薬品査定協定および医薬品査察共同スキーム)のGMP(適正製造規範)認証が今年末までに全面的に導入されることを受け、製薬業界では子会社再編の動きが本格化している。21日付工商時報が伝えた。
健喬信元医薬生技(シンモサ・バイオファーマ)は20日、傘下の優良化学製薬と躍欣生技医薬の対等合併を発表した。存続会社は優良化学製薬となる。
シンモサの林智暉董事長は「両社の統合は経営に直接利益をもたらす。優良化学製薬の新規株式公開(IPO)も加速したい」と述べた。
晟徳大薬廠(センター・ラボラトリーズ)は、傘下の晟邦医薬科技、順天生物科技、柏康生物医薬を合併する。存続会社は順天生物科技となる。
証券業界関係者は再編の背景について、製薬工場がPIC/S認証を取得するには2億〜3億台湾元(約7億〜10億円)の費用がかかり、比較的古い工場では対応が難しいためと指摘した。
なお、認証未取得の製薬会社が持つ医薬品認可は、PIC/S認証を持つ製薬会社に譲渡することが可能だ。
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