ニュース 建設 作成日:2014年5月21日_記事番号:T00050458
警備サービスなどを手掛ける「SIGMU」グループ(元中興保全、台湾セコムグループ)は20日、スマートハウス市場に参入すると表明し、セキュリティー、電気系統管理、室内環境管理、省エネ・防災機能などを1台のタッチパネル機器で制御できるシステム「MyVITA」の体験ルームをオープンした。同システムの1戸当たり設置費用は20万台湾元(約67万円)で、既に建設会社への営業を開始しており、今年末にも採用が決定する見通しだ。21日付経済日報が報じた。
SIGMUグループの林明昇副総裁によると、MyVITAの導入により、タブレット型パソコンやスマートフォンで照明、音響機器、カーテン、家電製品などを制御できる他、室内の温度や湿度、二酸化炭素(CO2)濃度を自動的に検出し、空調を調整する、また各種機器の使用状況が把握できるため、電気代の抑制にも有効だ。
なお12階建てのマンションにMyVITAの基本システムを導入するには400万〜500万元が必要となるが、同グループが設備の設計計画や遠隔サービスを提供するという。また無線ネットワークを採用しているため、古いビルでも容易に導入が可能だ。
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