ニュース 電子 作成日:2014年5月21日_記事番号:T00050461
産業用ストレージデバイスの宜鼎国際(イノディスク)は20日、本部を新北市汐止区の新工場に移転した。なお新工場には今後、第3生産ラインを増設する計画で、同社の総生産能力は5割以上増加する見込みだ。データセンターやモノのインターネット(IoT)、第4世代移動通信システム(4G)LTEの基礎インフラなどの需要拡大で、受注が相次いでいることから生産拡大を決めた。21日付工商時報が報じた。
この他、今年第1四半期には欧州事務所、日本子会社も事務所拡大のため移転している。また、年内には米ニュージャーシー州、中国・四川省成都市にも拠点を設ける計画で、世界展開を強化する。
また、オーダーメード製品の需要に応えるため、今年からテスティング設備の研究開発(R&D)に対する投資を拡大したことで、デバッグ(製品のバグや欠陥の発見、修正、動作を仕様通りにする作業)にかかる時間が3分の1に縮小した。
なお、第1四半期の売上高は7億4,200万台湾元(約25億円)で前期比5%増、前年同期比24.1%増で過去2番目、純利益は過去最高の9,200万元だった。年内は売上高、純利益とも四半期ごとの成長が見込めると証券会社は予測している。
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