ニュース 電子 作成日:2014年5月21日_記事番号:T00050463
液晶ディスプレイ(LCD)ドライバICのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)は20日、昨年株式100%を取得して買収したIC基板メーカー、欣宝電子(元金仁宝集団傘下)を簡易合併すると発表した。合併基準日は8月1日。存続会社となるチップボンドは、合併で組織を簡素化し、リソースを統合、営業コスト低減が図れるとメリットを説明した。21日付工商時報が報じた。
チップボンドは昨年の欣宝買収で大型パネルに必要なCOF(チップ・オン・フィルム)基板の生産能力を獲得し、垂直統合を進めてきた。両社は生産能力、技術面で統合を積極的に進め、上半期の欣宝のCOF基板の生産ライン(月産6,500万枚)は予約で埋まった。欣宝は今後生産拡大を進め、合併後の第3四半期には黒字転換を見込む。また、チップボンドの大型パネル用LCDドライバICの封止・検査受注獲得への貢献も期待されている。
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