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クアルコムのLTEチップ、「メディアテックをリード」


ニュース 電子 作成日:2014年5月21日_記事番号:T00050464

クアルコムのLTEチップ、「メディアテックをリード」

 携帯電話用IC大手、クアルコムの張力行・台湾区総経理は20日、下半期に台湾で第4世代移動通信システム(4G)、LTEのサービスが始まることに関連し、「6月にLTEチップの量産を開始する聯発科技(メディアテック)に対し、当社は今年、既に第4世代の同チップを市場に投入している」と語り、ライバルに対する優位性を強調した。21日付蘋果日報が報じた。

 張総経理はまた、「LTEチップは携帯電話だけでなく、セットトップボックス(STB)など各種ネットワーク機器も需要が増えており、市場浸透率の上昇スピードも想像していたより早い」と指摘。「今年の需要は予測を上回っている」と語った。

 また、クアルコムが4月に発表したLTE対応で64ビットのモバイル製品向け次世代プロセッサー「スナップドラゴン810」と「スナップドラゴン808」は下半期にサンプル出荷を開始する予定で、台湾積体電路製造(TSMC)、日月光半導体(ASE)、景碩科技(キンサス・インターコネクト・テクノロジー)など台湾の関連メーカーに恩恵をもらたしそうだ。