ニュース 電子 作成日:2014年5月21日_記事番号:T00050465
32インチ以下のテレビと液晶モニター用パネル価格は、5月下旬も1%の小幅上昇が続いた。ノートパソコン用パネルは供給不足で価格が安定している。市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーは価格上昇傾向は第3四半期まで続くとみている。21日付経済日報などが報じた。
ウィッツビューによると、比較的小型のテレビ用パネル需要が予想以上に良く、第5世代工場がよく使われている。5月は32、42インチパネルが1~2米ドル上昇、46、48インチパネルは1~3米ドル上昇、50、55インチパネル価格は横ばいだ。モニター用の19、21.5インチとノートPC用の15.6インチパネル価格は5月下旬に1%上昇した。友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)は第2四半期利益が拡大しそうだ。
一方、ディスプレイサーチは、5月のスマートフォン用パネル価格は安定しているが、中国市場の第3世代移動通信規格(3G)スマートフォンの在庫水準が高まっている懸念があると指摘。中華映管(CPT)、瀚宇彩晶(ハンスター)、凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)など中小型パネルメーカーへの影響に警戒感を示した。中国で4Gスマートフォン新機種やアップルの次世代機種iPhone6の発売を前に、消費者に模様眺めムードが広がっているとの見方だ。
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