ニュース 金融 作成日:2014年5月22日_記事番号:T00050478
金融持ち株会社、中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)は21日、保有していた兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)の全株式を処分したと発表した。税引き後の売却益は累計112億4,500万台湾元(約380億円)。計上時期は検討中だ。22日付経済日報が報じた。
中信金と子会社は2006年の第2次金融改革当時、兆豊金の株式を176万枚(1,000株=1枚)以上取得し、出資比率は10%以上で董事4席を占めたこともあった。その後、中信金が兆豊金を買収するため、設立した特別目的事業体(SPV)の紅火を通じて兆豊金の株価を間接的に操作したと物議を醸した「紅火事件」を受け、金融監督管理委員会(金管会)が15年までに全株式を手放すよう要求。中信金は徐々に処分を進め、昨年末の臨時株主総会では残り13万6,000枚と説明していた。
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