ニュース その他製造 作成日:2014年5月22日_記事番号:T00050482
製紙最大手、永豊餘投資控股(YFY)の何寿川総裁は21日、バイオ廃棄物を再利用した有機肥料、バイオ燃料、宇宙航空や自動車産業で断熱材として使用されるエアロゲルなどを新事業に位置付けていることを明らかにした。何総裁は、商業化に向けたタイムスケジュールは明さなかったものの、「従来型製造業は転換が必要で、バイオ廃棄物の再利用は重要な課題だ」と語った。22日付蘋果日報が報じた。
何総裁によると、中国ではイネや小麦の食用穀物としての経済価値は1畝(約6.67アール)当たり1,976人民元(約3万2,000円)。しかし収穫後に捨てられるイネわらや麦わらなどを有機肥料やバイオ燃料として利用すれば、その経済価値は同4,467人民元へと約2.3倍に増えるという。
何総裁はまた、エアロゲルの販売価格は1キログラム当たり4,000〜6,000米ドルと高価格と説明。商業化に成功すれば同社最大の成長事業になる見通しだ。
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