ニュース 石油・化学 作成日:2014年5月22日_記事番号:T00050485
行政院環境保護署(環保署)は21日の環境影響評価(環境アセスメント)委員会大会で、2010年から産業事故が相次いでいる台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)に対する「環境測定と証拠収集方法など事故対応策」を審査し、通過した。22日付経済日報が報じた。
同対応策は、今後もし事故が起きた場合に、台プラグループが3つの段階で通報を行うこと、その後1,059項目の環境測定を行うこと、県市の環境保護局(環保局)などが周辺環境汚染を認定すれば証拠を収集することなどが含まれる。
環保署関係者は、台プラグループの管理強化を目的としており、もし今後事故が起き、同対応策に従わなければ、環境影響評価の約束違反に相当し、最高150万台湾元(約500万円)の罰金を科し、期限内に改善しなければ操業停止命令を下すと話した。
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