ニュース 電子 作成日:2014年5月22日_記事番号:T00050486
鴻海科技集団(フォックスコン)の元幹部が集団で取引先から合計1億6,232万台湾元(約5億5,000万円)のリベートを受け取っていたとして、台北地方法院検察署は21日までに、同社元幹部をはじめ6人を証券取引法の背任罪で起訴した。22日付蘋果日報が伝えた。
起訴されたのは、同社の表面実装技術(SMT)委員会の元副主任委員、廖万城容疑者、同委元総幹事の鄧志賢容疑者、仲介役の郝緒光容疑者、調達担当者ら6人。
主犯格で表面実装技術に関する調達権限を握っていた廖、鄧容疑者は、接待攻勢で接近した郝容疑者と取引先からのリベート授受で共謀。表面実装分野で社内の調達担当者に特定業者への発注を支持する見返りとして、2009年7月から11年12月にかけ、リベートを受け取っていた。
廖容疑者は容疑を認めているのに対し、鄧容疑者は「郝容疑者が自発的に金銭を提供した」として、容疑を否認している。
鴻海は21日、「社員による違法行為を容認しない」とした上で、「企業賄賂防止法」の制定を呼び掛ける声明を発表した。
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