ニュース 電子 作成日:2014年5月22日_記事番号:T00050488
ノートパソコンなどの受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)は21日、情報通信技術(ICT)製品の廃棄物を再利用して生産した環境配慮型プラスチック原料がデルのオールインワン(モニター一体型、AIO)パソコン「OptiPlex 3030」に採用されたことを明らかにした。6月の発売を予定している。なお、オールインワンPCとしては初めて米安全規格認証機関、アンダーライターズ・ラボラトリーズ(UL)の環境保護認証を獲得している。22日付経済日報が報じた。
ウィストロンは近年、電子廃棄物の分解や再生、精錬など、資源の再生事業に取り組んでおり、デル以外の顧客とも接触を図っているもようだ。同社は資源の再利用は市場の流れで、顧客開拓を進めていることから、同事業は来年にも黒字化するとの見通しを示した。
ウィストロンは今後、再生事業でプラスチック原料の生産だけでなく、製品の成型、完成品の組み立てまで手掛ける一貫したサービスを提供する計画だ。
証券会社は、ウィストロンは本業のノートPC受託生産の粗利益率がますます低下しており、事業多角化による利益の確保がさらに必要と指摘した。
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