ニュース 電子 作成日:2014年5月22日_記事番号:T00050489
市場調査会社、ディスプレイサーチの21日発表によると、4月の大型液晶パネル出荷面積は1,227万平方メートルで前年同月比11%拡大した。過去最高だった3月の1,249万平方メートルから2%縮小したものの、高水準が続いている。22日付工商時報が報じた。
製品別では、テレビ用パネル出荷面積が924万平方メートルで前月比1%縮小、前年同月比14%拡大だった。中国の労働節(メーデー、5月1日)連休にテレビの販売台数が減少したが、平均サイズが44インチまで拡大しており、テレビの大型化がパネル出荷面積拡大につながった。
この他、ノートパソコン用パネル出荷面積は前月比2%縮小、前年同月比11%拡大の93万平方メートルとなった。ノートPCブランドの在庫水準が健全で、需要がやや回復したためだ。
一方、9インチ以上のタブレット型PC用パネルは、製品の薄型軽量・小型化に伴い、前月比17%縮小、前年同月比11%縮小の16万平方メートルだった。液晶モニター用パネルは、デスクトップPC市場の低迷で、前月比4%縮小、前年同月比4%縮小の167万平方メートルだった。
ディスプレイサーチは、今年は液晶テレビ市場の主力製品が32インチから40インチに移行し、曲面型テレビなど新製品が50インチ以上の需要を刺激することで、パネル市場も大型化が進むと予測した。
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