ニュース 電子 作成日:2014年5月22日_記事番号:T00050492
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は、28ナノメートル製造プロセスで低消費電力の多結晶シリコン酸窒化膜(ポリSiON膜)での良品率が向上し、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)から追加受注を獲得した。6月から生産を開始する。下半期には28ナノ高誘電率膜・金属ゲート(HKMG)プロセスも導入する。22日付経済日報が報じた。
顔博文執行長は、第4四半期にはHKMGプロセスの売上高がポリSiONを上回り、通年で28ナノプロセスの売上高構成比が5%以上になると予測した。
同社のゲートラスト方式のHKMGプロセス提供は台湾積体電路製造(TSMC)に続いてファウンドリーで世界2社目となる。業界関係者は、28ナノプロセスは納期が延びているため、半導体大手からの受注が見込めると指摘した。
同社は昨年の株主総会の事業報告書で、28ナノポリSiONプロセスの研究開発(R&D)とHKMGプロセスの良品率向上のため、124億9,000万台湾元(約420億円)を投じ、顧客や製品が増え続けると説明していた。
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