ニュース 電子 作成日:2014年5月22日_記事番号:T00050493
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、韓国メーカーへの機密流出を防ぐため、韓国籍のエンジニアが設備の保守点検のため、工場内に立ち入ることを禁止する措置を講じた。22日付自由時報が伝えた。
TSMCをめぐっては、同社の研究開発(R&D)の責任者を務めていた梁孟松氏が、韓国のサムスン電子のファウンドリー事業・研究開発担当副社長に転職した経緯などから、韓国に対する警戒感が強い。智慧財産法院(知的財産裁判所)は最近、梁氏のサムスンへの転職を禁止する二審判決を下したばかりだ。
背景にはファウンドリー専業のTSMCが競合他社との間で製造プロセスの優位性を維持できなければ、サムスンやインテルに顧客を奪われかねないという危機感がある。
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