ニュース 社会 作成日:2014年5月23日_記事番号:T00050497
中央大学通信システム研究センターの陳コン山(コンはかねへんに昆)教授が昨年8月、国土安全に関する情報や衛星画像分析などに関する機密技術を持ち出したまま職場を放棄し、中国で研究職に就いたことが情報当局の追跡で判明した。23日付自由時報が伝えた。
中央大は22日、陳主任が教師法に違反したとして解雇を決め、教育部に承認を求めていることを明らかにした。
陳氏は中国政府が海外の専門家を誘致するために進めている「1,000人計画」の対象に選ばれ、現在は北京の「遙感(リモートセンシング)科学国家重点実験室」に勤務しているという。
陳氏は台湾の情報当局が中国に関する情報分析をどのように進めているかに精通しており、情報当局担当者は「国家安全上の危機だ」と語った。
陳氏は「大学を解雇されたことを知っているか」という自由時報の電話取材に対し、「ありがとう」と答えただけで電話を切った。その後は電話がつながらないという。
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