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桃園SC2店が大規模改装計画、林口アウトレットを迎え撃ち


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月23日_記事番号:T00050510

桃園SC2店が大規模改装計画、林口アウトレットを迎え撃ち

 桃園県のショッピングセンター(SC)、台茂購物中心(タイモール)と大江国際購物中心(メトロウォーク)が今夏、大規模な改装を行う。新北市林口区で2015年に開業予定の大型アウトレットモール「台湾林口アウトレット」(仮称)を迎え撃つ。23日付蘋果日報などが報じた。

 同県蘆竹郷南カン路(カンは山の下に坎)のタイモールは7~11月中旬に3億台湾元(約10億円)を投じて4,000坪を改装する。来店客の男女比は4対6だが、消費力は3対7のため、利益率の高い婦人服ブランド数を40足らずから60近くに増やす。ファストファッション「ZARA」や生活雑貨店、誠品生活(the eslite spectrum)を誘致しレストランを充実させる。

 苗延梅総経理は、今年の業績目標は47億元で前年比3%増にすぎないが、2008年の大規模改装の翌年に48%増収となったことから、来年は15%増の53億元が見込めると話した。

 一方、桃園県中レキ市(レキは土へんに歴)のメトロウォークは昨年3カ月、1億5,000万元かけて改装したのに続き、今年8月にも同額を投じて大規模改装を行う。改装面積は4,500坪。同じく女性や若者をターゲットに、約4割に当たる140近いブランドを誘致、改装する。ユニクロも呼び込む。

 今年の売上高目標は前年比7.65%増の45億元だ。