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インベンテック、医療分野に参入【表】


ニュース 医薬 作成日:2014年5月23日_記事番号:T00050513

インベンテック、医療分野に参入【表】

 ノートパソコン受託生産大手、英業達(インベンテック)傘下の通信機器メーカー、英華達(インベンテック・アプライアンシズ)が、海外大手から医療機器の受託生産を受注した。広報担当者は、受注したのは血圧計、体脂肪計などの非侵襲性医療機器と説明した。下半期に同社製品を台湾で販売する計画で、代理販売か自社ブランドかは検討中と話した。23日付蘋果日報などが報じた。

 同社は今年の株主総会で定款を改定し、医療機器の卸売、小売を事業内容に追加する予定だ。ノートPC市場の低迷で、同社は今年の出荷台数が前年を下回る見通しの中、成長が見込める医療分野に活路を求める。

 ノートPC受託メーカーの医療分野への参入が相次いでいる。緯創資通(ウィストロン)は昨年、医療事業部を立ち上げ、非侵襲性医療機器から手掛けると表明。今年年初に本社、新竹工場がGMP(適正製造規範)認証を取得した。和碩聯合科技(ペガトロン)は、使い捨てコンタクトレンズの晶碩光学(ペガビジョン)を設立し、昨年黒字化した。