ニュース 電子 作成日:2014年5月23日_記事番号:T00050517
医療用モニター(メディカルモニター)は2013~17年売上高の年平均成長率が9%にも上る見通しで、粗利益率も高いため、液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)と友達光電(AUO)の業績に貢献しそうだ。23日付経済日報が報じた。
市場調査会社、ディスプレイサーチが22日発表したレポートによると、医療用モニターの13~17年売上高は、手術室用、デスクトップ型の臨床検査用モニターで年平均9%、映像診断用モニターで5%の成長が予測されている。医療用モニターはより精巧で高解像度、大型化が求められ、需要が拡大している。
イノラックスは21.3インチで500万画素のグレースケールモニター用、30インチで600万画素のカラーモニター用など、ハイエンド製品を数多く展開している。医療用モニター向けの売上構成比は現在3%だが、今後5%に拡大を目指している。なお、同社の21.3、30インチのモノクロモニター用パネルは世界市場シェア50%、カラーモニター用は同10%だ。
一方、AUOは顧客と共同で開発したデジタルX線センサー用が今年発売される予定の他、身体検査、診断用モニター用数種が来年の発売を控えている。
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