ニュース 電子 作成日:2014年5月23日_記事番号:T00050518
携帯電話用プリント基板(PCB)大手、華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)が中国・重慶市涪陵区に新設した携帯電話用高密度多層基板(HDI基板)工場が第3四半期に量産を開始する見通しとなっている。3段階に分けて生産量を拡大する予定で、第1段階の生産能力は月間12万〜15万平方フィート、最終的には同45万平方フィートまで拡大し、HDIの生産能力で業界最大手の欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)に迫る勢いだ。23日付工商時報が報じた。
コンペックは涪陵新工場について、中国の携帯電話ブランドをターゲットとし3層、4層、およびエニーレイヤーHDIを主力とすると説明。現在、顧客にサンプル送付を開始しており、第4四半期から本格的な業績貢献が見込めるとみている。
なお今年、第4世代移動通信(4G)サービスがスタートした中国では3層以上のミドル〜ハイエンドHDIの需要が高まっており、コンペックの顧客別売上高で中国ブランドがアップルに肩を並べる見通しだ。
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