ニュース 電子 作成日:2014年5月23日_記事番号:T00050519
通信キャリア大手、台湾大哥大(タイワン・モバイル)は22日、自社の携帯電話ブランド、「アメージング」から第4世代移動通信システム(4G)LTE対応のスマートフォン第1弾として「X1」、「X2」を6月1日に発売すると発表した。X1の本体価格は4,990台湾元(約1万7,000円)と、5月に遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)が発売した市場最安値の「スマート403」とほぼ同スペックながら1,000元以上安く、7月予定の4Gサービス開始を前に対決姿勢を鮮明にした。23日付蘋果日報などが報じた。
谷元宏資深副総経理(右2)は、4Gスマホは3Gと比較して通信速度が2〜10倍くらい速いと製品をアピールした(22日=中央社)
X1はOS(基本ソフト)にグーグルの「アンドロイド4.4.2」、4.5インチIPSディスプレイにクアルコムの1.2ギガヘルツ(GHz)クアッドコア(4コア)チップ「スナップドラゴン400」を搭載。カメラは前面側30万画素、背面側500万画素。
X2は5インチで、基本構成は同じだが、背面カメラが800万画素、記憶容量は8ギガバイト(GB)でX1の2倍となっている。価格は5,990元。
同日発表した8インチのタブレット型パソコンの「P6」は7,990元で、6月中旬の発売予定だ。
なお台湾大哥大は、今年の携帯電話販売台数は前年比2割増の240万台に達し、そのうち自社ブランドの比率が30%へと昨年の20%から拡大すると予測している。
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