ニュース 運輸 作成日:2014年5月26日_記事番号:T00050536
台南市の安平港が今年第3四半期にも自由貿易港区に指定されるのに合わせ、物流区設置に向けた企業誘致が今月中にも始まる。26日付経済日報が伝えた。
港湾運営会社、台湾港務(TIPC)の高雄港務支社安平港営運処によると、物流区は9号埠頭(ふとう)付近の用地2ヘクタールに設置する。企業誘致を促進するため、年間賃料を300万台湾元(約1,000万円)以下に抑え、初年度の管理費を半額にするなどの優遇策を取る方針だ。
既に台南市を拠点とする上場企業で構成する商工団体「億載会」のあっせんで、電力用ケーブルの大亜電線電纜、漢方薬加工の港香蘭応用生技など複数の企業が進出意向を示している。
なお、安平港は自由貿易港区の設置申請が今年7月に提出される予定で、審査が完了すれば、台湾で7番目の自由貿易港区となる。面積は72.1ヘクタール。来年第4四半期から8億7,800万元を投資し、長さ320メートル、水深12メートルの同港最大となるコンテナ船、ばら積み貨物船用の埠頭を着工する予定だ。
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