ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月26日_記事番号:T00050541
経済部統計処が23日発表した4月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は1兆1,925億台湾元(約4兆円)、前月比0.5%増、前年同月比5%増で4月としては過去最高、また過去15カ月で最高となった。経済部はバイク・自動車、モバイル機器、パソコン周辺商品などの需要増や、母親節(母の日、5月11日)セールが貢献したと説明した。24日付工商時報が報じた。
卸売業は8,394億元で前年同月比5.3%増だった。中でも「バイク・自動車および部品業」は558億元、26.9%増と伸び幅が最大だった。新型車の発売集中やメーカーが年初来の受注を積極的に消化したことが貢献した。
小売業は3,211億元で前年同月比4.1%増だった。そのうち、コンビニエンスストアの他、百貨店、スーパーマーケットなどを含む総合商品小売業は871億元で5.4%増だった。コンビニは気温上昇でソフトクリームや飲料販売が好調だったことなどが貢献し8%増だった。
飲食業は321億元で前年同月比5%増だった。多くのファストフードチェーンでお得なセットメニューを投入したことが貢献した。
経済部は5月は、母の日、端午節(旧暦5月5日、今年は6月2日)の予約販売の他、中国人の労働節(メーデー、5月1日)連休期間中の台湾観光で、食品、総合商品小売、飲食業などで成長が見込めると説明。モバイル機器も新製品発売が需要を刺激するとして1兆2,000億元到達も狙えると予測した。
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