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工作機械メーカー受注好調、14年輸出額10%成長も【表】


ニュース 機械 作成日:2014年5月26日_記事番号:T00050544

工作機械メーカー受注好調、14年輸出額10%成長も【表】

 台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)や永進機械工業(YCM)、程泰機械(グッドウェイ・マシン)など多くの工作機械メーカーで4月末より中国の自動車産業からの受注が急増しており、通年の輸出額は前年比8〜10%増を見込んでいる。なお、1~4月輸出額は前年同期比3.6%増の11億3,500万米ドルで、最大輸出先の中国は2%減の3億5,800万米ドルだった。26日付工商時報が報じた。

 工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の董事長で、台湾区工具機零組件工業同業公会(TMBA)理事長でもある卓永財氏によると、中国経済の回復力は予測を下回っているが、スマート・自動化装置の需要が旺盛で第2四半期は生産が追い付かない状態だ。既に第3四半期の受注受け付けを開始しているという。また、中国企業の需要は複合・大型専用機に向き始め、台湾メーカーは低価格で競争の激しい汎用工作機械の生産からの転換が迫られていると指摘した。

 一方、4〜5月の欧米、東南アジアからの受注については、多くのメーカーが安定していると口をそろえた。