ニュース 社会 作成日:2014年5月27日_記事番号:T00050555
台北都市交通システム(MRT)板南線車内で先週、4人が殺害される無差別殺人事件が発生、その後各地で同様の犯罪を示唆するいたずらが相次ぐ中、26日午後、迷彩服に身を包み、エアガンを手にした男(32)がMRTに乗車して騒動となり、社会秩序維持法違反などで検挙された。男はサバイバルゲームに急ぐためでいたずら目的ではなかったと釈明したが、「非常識」と非難の声が挙がっている。27日付蘋果日報などが報じた。
男は検察の取り調べ後釈放されたが、居住地域が制限される(26日=中央社)
台北市警察局によると、男は26日午後5時ごろ、板南線の龍山寺駅から台北駅方面の電車に乗車。米陸軍式の迷彩服を身にまとい、頭にはヘルメット、顔面にはフルフェースマスク、腰には手投げ弾、手にはM4カービンのエアガンという出で立ちで、車内は騒然となった。男は乗客からの通報を受け、乗り換えのため下車した台北駅で警察官に身柄を確保された。
男は取り調べに対し、サバイバルゲームに参加するためにMRTを利用したが、時間がないため事前にフル装備していたと弁明。興味を持った他の乗客に声を掛けられ銃を取り出しただけで、誰かに危害を加える意図はなかったと説明した。
内政部警政署刑事警察局は26日夜までに、先週の殺人事件を模した殺人や、危険物を公共交通機関に持ち込むとインターネットなどで示唆した23件、25人を検挙した。
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