ニュース 政治 作成日:2014年5月27日_記事番号:T00050557
馬英九総統は26日、野党民進党主席への返り咲きが決まった蔡英文氏に対し、民進党が中台サービス貿易協定の審議ボイコットを行ってきたことを批判した上で、同協定への対応をめぐり共通認識を得たいとして協議を行うよう呼び掛けた。27日付経済日報が報じた。
馬総統は中台サービス貿易協定は「国民党のものではなく、台湾住民のものだ」と述べ、重要性を強調した(26日=中央社)
馬総統は、中台サービス貿易協定は他の協定と異なり、20回に及ぶ公聴会で透明性のある議論が行われた上、与野党で条文ごとに審査することで合意しており、決して密室協議ではないと強調。現在問題なのは密室協議か否かではなく、民進党が立法院の運営をまひさせていることにあり、同党は非民主的で法治に背いていると非難した。
また、中台サービス貿易協定への今後の対応は世界中が注目しており、立法院で承認を得られなければ、台湾の信頼に傷が付き、その他の国・地域との経済協定締結に障害になると訴えた。
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