ニュース 金融 作成日:2014年5月27日_記事番号:T00050563
兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)はこのほど、金融監督管理委員会(金管会)に提出していた上海分行(地域本部、支社)の設置申請を取り下げた。同行は中国での事業戦略を見直し、寧波分行を設置する構えだ。27日付経済日報が伝えた。
同行幹部は、上海に関しては、分行ではなく、現地法人(子行)を設置する方向で検討すると述べた。上海の現地監督当局も申請件数が100件を超えている分行ではなく、現地法人の設置を同行に打診しているという。
ただ、同行は中国へのエクスポージャー上限で規定違反があったため、金管会は状況が改善されるまで寧波分行の設置を認めない見通しだ。
金管会の規定によれば、銀行による中国への投資、与信の総額は純資産の2倍を超えてはならない。しかし、最近の金融検査で、一部銀行が規定に違反していることが判明していた。
兆豊銀幹部は「(申請取り下げは)金融検査と関係なく、中国進出戦略と対中政策の方向を考慮し、最善の方法を取った結果だ」と述べた。
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