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セブンイレブン、中国への宅配サービス開始


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年5月27日_記事番号:T00050566

セブンイレブン、中国への宅配サービス開始

 コンビニエンスストア最大手、セブンイレブンは中華郵政との提携で、あす(28日)から店頭で受け付けた荷物を中国全土に宅配するサービスを始める。中国人が台湾のインターネット通販サイトで商品を購入する場合、同サービスを通じて商品が最短6日で自宅に届けられる。台湾全土に張り巡らせた店舗網と24時間営業の強みを生かし、ネット通販市場の成長を後押しする。27日付経済日報が報じた。 


セブンイレブンは国際宅配サービスの導入により、宅配事業の売上高が2割以上増えるとみている(同社リリースより)

 同サービスでは1.5キログラム以下の荷物を339台湾元(約1,150円)の運賃で中国に送る。先に専用サイト(http://www.myship.com.tw/)で荷物内容など必要事項を登録してサービス番号を取得し、続いて店内のマルチメディア端末「ibon」を通じて手続きを行う。

 セブンイレブンは1年以上かけて同サービスを計画したと説明。中国の電子商取引市場は2013年に1兆8,000億台湾元(約6兆円)規模に達し、台湾の通販サイトで買い物する中国人も多いが、既存業者の国際宅配サービスは運賃が高かったり送り先エリアが限られていたため、低コストで中国全土に送れるサービス提供に踏み切ったとした。