中南部を拠点とする病院経営会社の秀伝医療体系の黄明和総裁は26日、台湾と中国の双方で健康ビジネスに最大200億台湾元（約680億円）を投資する意向を明らかにした。27日付経済日報が伝えた。
台湾では彰浜工業区（彰化県）に健康テーマパーク「児童健康楽園」を建設する計画で、米ウォルト・ディズニーに提携を申し入れた。投資額は15億元を見込んでおり、ディズニー側の同意が得られれば、２年以内に完成を見込む。
中国では江蘇省昆山市に「健康都市」を整備する。タイヤ大手、建大工業と提携し、投資額50億元で病院を建設する他、サービス付き高齢者向け住宅、医学教育機関、バイオテクノロジー産業園区などを設ける。病院はベッド数500床、将来的には1,000床を視野に入れる。
