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台塑鋼鉄の雲林製鉄所、投資額3〜5割増へ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年1月17日_記事番号:T00005057

台塑鋼鉄の雲林製鉄所、投資額3〜5割増へ


 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台朔重工と台塑鋼鉄の総経理を兼任する呉国雄氏は16日、鉄鋼価格などの高騰を受け、雲林県離島工業区での製鉄所建設計画に対する投資額が、従来予測の1,373億台湾元(約4,600億円)から、3~5割増加する見込みだと明らかにした。17日付工商時報が報じた。
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 呉総経理によると、工業用水の使用量は、政府認可の12万2,600トンより少ない11万4,000トンとなる見通し。鉄鋼の年生産量は、製造工程の改善と2基の高炉設置で750万トン規模となる。従来計画では810万トンだった。

 生産品目の内訳は、スラブ鋼が350万トン、熱延コイルが400万トンで、域内の不足分の65%を満たすことができる。