ニュース 電子 作成日:2014年5月27日_記事番号:T00050572
日本製受動部品の代理販売を手掛ける日電貿はこのほど、高圧アルミ電解コンデンサー▽アルミニウム固体電解コンデンサー▽積層セラミックコンデンサー(MLCC)──の受動部品3種類が第2四半期に入り欠品状態となっており、一部規格の製品は第3四半期まで品不足が続く可能性があるとの見通しを示した。27日付経済日報が報じた。
日電貿の張世極総経理は「供給不足となっている3種は台湾メーカーでは代替が利かない製品のため、少なくとも今期いっぱいは品不足が続く」と指摘。第3四半期については「観察が必要」としつつ、日本製のMLCCはアップルが調達を増やすとみられるため、既に争奪戦が繰り広げられており、不足する可能性が高いと語った。
なお日電貿は主に日本ケミコン、パナソニックの受動部品を、傘下の力垣(Lipers)はサムスン電子のMLCCを代理販売している。経済日報によると、同社は近年買収などにより経営規模の拡大に努め、今年からその成果が表れ始めているという。
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