ニュース 電子 作成日:2014年5月27日_記事番号:T00050575
中国の新興スマートフォンメーカー、小米科技(小米、シャオミ)はきょう27日、聯発科技(メディアテック)のチップを搭載したスマートフォン新機種「紅米1S」およびタブレットパソコン「紅米ノート」の予約受付を開始した。一方、注目を集める超高解像度4K2Kのスマートテレビ「小米電視2」の予約販売開始は6月3日に延期された。ただ、同製品はメディアテックが先ごろ合併を完了した晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)のチップを採用しており、小米の製品多様化戦略にメディアテック・グループが大きな役割を果たす見通しだ。27日付工商時報が報じた。
小米電視2は4K2K液晶パネルやハイスペックのICチップを搭載しながら価格を3,999人民元(約6万5,000円)に抑えたキラー商品で、さらにiPhoneやiPadとの連携も可能なため、中国のアップルファンからも注目を集めているという。
なお昨年9月に発売した初代「小米電視」も、クアルコムのチップや韓国製パネルを搭載しながら価格を2,999人民元に抑え、「ハイスペック、低価格」戦略を採用したが、最終的に大きな損失を出したとされる。このため小米電視2ではコスト競争力のあるMスターのチップ、および中国・深圳市華星光電技術(CSOT)の4K2Kパネルを採用したようだ。
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