ニュース 電子 作成日:2014年5月27日_記事番号:T00050576
米アップルがスマートフォンの新機種「iPhone6」のタッチパネルをインセル型からオンセル型に移行させるとの観測が流れる中、オンセル方式のタッチパネルを生産する液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の受注は困難との見方が浮上している。27日付自由時報が伝えた。
iPhone6をめぐっては、5インチと4.7インチの2機種の発売が見込まれ、市場では5インチ機種のタッチパネルでイノラックスがサプライチェーン入りするとの観測があった。
ただ、消息筋によると、イノラックスのオンセル方式タッチパネルは単層構造を採用しているほか、低温ポリシリコン(LTPS)の生産能力不足もネックとなっており、現状ではアップル側の要求を満たすのは困難とみられている。
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーのアナリスト、邱宇彬氏はアップルは300ppi以上のスクリーン解像度を求めており、イノラックスがLTPSの生産能力不足でTFT基板を採用すればアップルの要求を達成できないと指摘。イノラックス以外の台湾メーカーも受注獲得の可能性は低いと分析した。
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