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iPhone6の大型機種、鴻海が全て受注か


ニュース 電子 作成日:2014年5月27日_記事番号:T00050577

iPhone6の大型機種、鴻海が全て受注か

 27日付電子時報などによると、アップルのスマートフォン次世代機種「iPhone6」の受託生産メーカーへの割り当てが決定し、鴻海精密工業がディスプレイサイズ5.5インチ機種の全数および4.7インチの70%、和碩聯合科技(ペガトロン)が4.7インチの30%を手掛けるもようだ。また、緯創資通(ウィストロン)も既存の4インチを試金石としてiPhone生産のサプライヤー入りを果たしたとみられている。

 市場ではアップルが6月2日に開催する開発者向けイベント、WWDCでiPhone6を発表するとの見方も浮上しているが、具体的なタイムスケジュールは明らかになっていない。サプライチェーンによると、アップルは4.7インチを主力製品と位置付け、5.5インチよりも早く発売する計画で、販売台数は数倍以上の差が付くと予測しているようだ。

 鴻海は既に生産準備を進めており、中国・鄭州工場(河南省)で7月から4.7インチの生産を加速させ、8月から5.5インチの生産に着手するとみられる。

 一方、野村證券は、4.7インチは「iPhone6 Air」、5.5インチは「iPhone6 Pro」と名付けられ、販売価格はそれぞれ650米ドル、750米ドルと予測した。また、発売時期については4.7インチは9月末、5.5インチは年内との見方を示し、販売台数は第4四半期に計4,650万台とアップルのスマホ全体の73%を占めるとの見方を示した。