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クーラー大手、3月に3〜5%値上げ


ニュース 家電 作成日:2008年1月17日_記事番号:T00005059

クーラー大手、3月に3〜5%値上げ


 コンプレッサーと国際的な原料価格の値上がりを受けて、歌林(コリン)、大同綜合訊電、禾聯冷気などの大手クーラーメーカーが、3月のクーラー販売シーズン開始から、新型クーラーを3~5%値上げする。17日付経済日報が報じた。

 クーラーの重要部品であるコンプレッサーは、大手の瑞智精密がオファー価格を6~10%値上げしている。

 歌林の李敦仁総経理は、コンプレッサー価格の上昇、および銅、鉄、アルミなどの原料価格が高止まりしているため、新型クーラーは小売価格で500~1,000台湾元(約1,700~3,300円)の値上げになると語った。

 クーラー市場で最大シェアを占める台湾日立は、例年通り3月に価格を公表するとして、現段階では値上げに言及していない。

 クーラーは売上高が最も大きい家電製品の一つで、家庭用クーラーは年間100万台の市場規模を持つ。近年の環境保護、省エネ志向の高まりにより、今年はインバーターエアコンが昨年より2割成長して、市場の4割を占めるとみられる。