ニュース 社会 作成日:2014年5月29日_記事番号:T00050618
28日午後5時前、台北都市交通システム(MRT)板南線の車内で、乗客の男性が隣の男性の肘が当たったのを襲われるものと勘違いして、備え付けの消火器を持ち上げて身を守ろうとした。これを見た別の乗客が非常ベルを押しつつ「人が切り付けられる」と叫んだため、他の乗客が一斉に別の車両に逃げ出した。電車が次の板橋駅に着いてドアが開くと先を争って下車しようとして、押し倒される人が相次いだ。今月21日に起きた無差別殺傷事件の記憶がまだ生々しいため、乗客が過剰反応したとみられる。29日付蘋果日報が報じた。
新北市警察局によると、事態の発端となった、隣席の男性から勘違いを受けた男性は自閉症を患っており、車内で上着を脱いで着直したり、ズボンをずり下げたまま車内を2回りしたため、他の乗客から正常な人物ではないと考えられ、パニックにつながったようだ。警察からの通報を受けて駆け付けた男性の母親は「うちの息子が人を襲うわけがない。誤解しないでほしい」と訴えた。
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