ニュース 政治 作成日:2014年5月29日_記事番号:T00050619
施明徳・元民進党主席(現在は離党)ら超党派の政治家や学識者7人がこのほど、中台を「中華民国と中華人民共和国による分治状態にある広義の一つの中国(大一中)」と位置付ける新たな概念を提示したことに関連し、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は28日の定例記者会見で「大陸(中国)と台湾は一つの中国に属し、国と国の関係にはない」「(一つの中国、それぞれの解釈という)1992年の共通認識(92共識)の堅持と台湾独立への反対が両岸関係の平和的発展における基礎となる」と従来の主張を繰り返した。これについて専門家などからは「北京当局が『大一中』の枠組みに対し否定的な認識を示したもの」との見方が出ている。同日付聯合晩報が報じた。
馬報道官の発言は中国メディアの記者による質問に答えたもの。続けて台湾の公営通信社、中央通訊社の記者が「『大一中』の枠組みは92共識や台湾独立反対の原則に合致するか」「(施氏らが提案した)両岸が共同で『不完全な国際法人』をつくり、双方が関心を持つ問題を処理していくことは実現可能か」と質問したものの、馬報道官は「その問いには既に答えた」と返答した。
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