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チップ技術を医療へ、交通大と奇美医院が提携


ニュース 電子 作成日:2008年1月17日_記事番号:T00005062

チップ技術を医療へ、交通大と奇美医院が提携


 交通大学と奇美医院は16日、臨床医療や在宅介護へのエレクトロニクス技術の応用に向けた提携に関する覚書に調印した。17日付経済日報が伝えた。

 交通大は昨年9月、医療用生体模倣技術を研究する「智慧型?生装置研究中心」を設立。域内で初めて、てんかんやパーキンソン病などの治療に使われる、人体に埋め込むことのできるチップの研究開発(R&D)を行っている。チップは台湾積体電路製造(TSMC)や聯華電子(UMC)が無料で提供しており、6~7年後の実用化を目指している。

 奇美医院は交通大台南帰仁校に6,000坪の建物を寄贈するものとみられ、臨床試験センターの人材や患者を研究のために提供する。

 交通大学の呉重雨学長は、「ハイエンド医療機器部品は次の1兆台湾元(約3兆3,300億円)産業になる」と期待を語っている。