ニュース その他分野 作成日:2014年5月29日_記事番号:T00050624
江宜樺行政院長は28日、全土368郷鎮の全てに高齢者デイケアセンターを設置するため、今後3年で100億台湾元(約340億円)を投じると表明した。認知症の家族がいる1万2,000世帯が恩恵を受ける見通しだ。29日付経済日報が報じた。
江行政院長(左)は28日、邱文達・衛生福利部長、郝龍斌・台北市長などと、台北市中山区のデイケアセンターを視察した(28日=中央社)
デイケアセンターは昨年末時点で120カ所あり、大部分が地方政府が公有地に建設し、委託を受けた財団法人、基金会、民間団体が運営している。衛生福利部は、100億元の財源は政府の年度予算と公益彩券(宝くじ)基金を充てると説明した。
江行政院長はまた、7月から介護サービスへの助成金を増やすことで、介護従事者の平均時給を150元から170元に引き上げると述べた。衛生福利部の統計によると、介護研修の受講者は9万人以上だが、実際に従事しているのは2万人余りだ。衛生福利部は、給与や待遇が悪く、就業意欲が低かったが、賃上げで従事者を増やしたいと説明した。
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