ニュース その他製造 作成日:2014年5月29日_記事番号:T00050627
台湾経済研究院(台経院)が28日発表した4月の製造業景気指数は13.38ポイントで前月比2.76ポイント上昇し、景気信号が「緑」(安定)に改善した。前月は「黄青」(後退傾向)だった。2月に続く過去半年で2回目の「緑」で、製造業の安定成長がうかがえる。
台経院は、欧米の景気回復が続き、台湾の4月輸出、輸出受注、生産が恩恵を受けたと説明した。
電子電機産業は、モバイル端末向け半導体需要、太陽電池や発光ダイオード(LED)の輸出成長で「緑」に転じた。特に半導体はファウンドリーの稼働率上昇で「黄赤」(過熱傾向)になった。パソコン・電子製品・光学製品は「緑」に転じた。携帯電話の新機種発売や、マイクロソフト(MS)のウィンドウズXPサポート終了によるPC買い替え促進が貢献した。
金属機械産業のうち、機械設備は米国からの調達が増え「黄青」から「黄赤」に転じた。
民生産業は、紡織・アパレル・服飾品が欧米経済の回復で輸出受注が伸び、「黄青」から「緑」に好転した。
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