ニュース 電子 作成日:2014年5月29日_記事番号:T00050636
液晶ディスプレイ用ドライバIC設計を手掛ける旭曜科技(オライズ・テクノロジー)の廖明政総経理は28日、モトローラ・モビリティからスマートウオッチの受注を獲得したと明らかにした、さらに今後も複数の世界的ブランドから受注が見込め、業績成長の新たなけん引役となるとの見通しを示した。29日付経済日報が報じた。
なお、オライズは中国における第4世代移動通信システム(4G)LTE対応のスマートフォンの販売好調および高画質ディスプレイ向けの製品戦略が奏功し、1〜4月連結売上高が前年同期比31.32%増の38億1,700万台湾元(約130億円)を記録。また第1四半期に1億4,700万元の純利益を計上し、前期の赤字から黒字転換を果たした。
今後の見通しについて廖総経理は、中国のミドル〜ハイエンド・スマートフォン市場では4G製品購入に対する政府補助削減の打撃を受けるが、ロー〜ミドルエンド機種は影響が小さく、安定した需要成長が見込めると予測。またロー〜ミドルエンドのドライバICは現在供給不足となっているため、5〜6月の売上高は安定して推移するとの見方を示した。
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