張盛和財政部長は29日、台湾株式市場の加権指数が連日9,000を超える水準で安定して推移していることを踏まえ、「株価が下落することはない」と太鼓判を押した。30日付工商時報が伝えた。
張財政部長は今年、来年の景気は上向きだと述べた（29日＝中央社）
張財政部長は「台湾株（加権指数）が連日9,000以上で安定しているのは、株式投資家の心理が強気であることの表れだ。その上、経済指標も改善を見せており、台湾株は既に安定を取り戻し、下落することはない」と述べた。
ただ、加権指数がいつ１万の大台を超えるかとの問いにはコメントを避けた。
29日の台湾株式市場では、加権指数が前日比12.71ポイント（0.14％）安の9,109.00で引けた。売買代金が２日連続で1,000億台湾元（約3,400円）を超えたほか、外資による買い越しが42億元に達するなど、地合いは堅調だ。30日は前日比33.09ポイント（0.36％）安の9,075.91で引けた。
