ニュース 金融 作成日:2014年5月30日_記事番号:T00050651
中央銀行(中銀)は29日、金融安定報告を発表し、将来的に金利が上昇に転じれば、住宅価格が下落するリスクがあり、住宅ローン利用者や銀行に衝撃を与えかねないと警告した。30日付蘋果日報が伝えた。
特に台北市については、他地域に比べて住宅需要が旺盛で、住宅価格が下落しにくい状況となっており、市民の多くが「自己居住用兼投資」というスタンスで住宅を購入していると指摘。台北市の住宅ローン利用者は、昨年第4四半期時点で、可処分所得の63.37%をローン返済に充てているとする統計を明らかにした。これは全国平均(35.36%)の1.8倍に当たる。
ただ、今年4月の5直轄市の建物売買移転件数(売買による建物の所有権移転登記の件数)は前年比2桁台の減少を示しており、中銀は「含み益が生じているように見えても、思い通りに売り抜けられるとは限らない」とした。
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