ニュース 電子 作成日:2014年5月30日_記事番号:T00050661
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の魏哲家・共同執行長は29日、同社が開催した技術フォーラムで講演を行い、「当社はモノのインターネット(IoT)がもたらす商機を好感しており、関連する市場規模は1兆9,000億米ドルに上るとみている」と語り、今後ウエアラブルデバイス(装着型端末)やスマートハウス分野を含めた商機獲得に向け、積極的に取り組むとの姿勢を示した。20日付経済日報が報じた。
魏共同執行長はTSMCの昨年の業績について、▽画像処理半導体(GPU)(世界シェア100%)▽ハードディスクドライブ(HDD)駆動IC(90%)▽ゲーム機用アプリケーション・プロセッサ(AP、80%)▽高周波(RF)チップ(73%)▽携帯電話用ベースバンドチップ(55%)──の受託生産、および28ナノメートル製造プロセスでの受託生産(約85%)の6項目で世界シェア1位を獲得したことを含め、9項目で「世界一」を達成したと強調した。
なお28ナノプロセスでの受託生産による売上高は2011年の1億5,000万米ドルから、12年は21億米ドル、昨年は60億米ドルと順調に成長しており、今年は同社全体の30%を占めるとの見通しを示した。
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