ニュース 石油・化学 作成日:2014年6月3日_記事番号:T00050685
台湾中油(CPC)の高雄製油所(高雄市楠梓区)が当初予定より1年早く、今年10月にも閉鎖される可能性が出てきた。CPCとロイヤル・ダッチ・シェル・グループとの合弁会社、中殻潤滑油(CSLC)は5月29日の董事会で、今年11月15日までのプラント操業停止を決議した。このため、高雄製油所は川下メーカーへの原料供給契約を履行する制約がなくなる。1日付経済日報が伝えた。
CSLCにはCPCが49%、シェルが51%出資し、潤滑油、ベースオイルを生産しているが、プラントの操業停止により、シェルは台湾での生産から撤退することになる。
第5ナフサ分解プラント(通称五軽)を中核とする高雄製油所は今年1〜4月に46億台湾元(約160億円)の赤字を計上するなど、慢性的な赤字経営に陥っており、CPCは操業停止時期の前倒しを模索していた。
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