ニュース 電子 作成日:2014年6月3日_記事番号:T00050694
英ARMは2日、新竹科学工業園区(竹科)に同社としてはアジア初となる中央処理装置(CPU)の研究開発(R&D)センターを設置すると発表した。同センターはウエアラブルデバイス(装着型端末)やモノのインターネット(IoT)分野をターゲットとする「Cortex-M」シリーズの設計を主に手掛ける予定で、聯発科技(メディアテック)や台湾積体電路製造(TSMC)の商機獲得を後押しするとみられる。3日付経済日報が報じた。
張善政・科技部長(左2)はARMの記者会見で「同社のR&Dセンター設立は関連産業の人材育成にも貢献する」と評価した(2日=中央社)
ARMの新竹R&Dセンターは今年末にオープンを予定しており、初期は40〜50人体制となるが、将来的には100人規模まで拡大する計画だ。ただ投資額については公表していない。
業界では、台湾の半導体産業はチップ設計および製造の分野で世界をリードする地位にあるが、CPUアーキテクチャー関連の開発能力が不足しているため、ARMのR&Dセンターはモバイルデバイス産業の弱みをカバーする役割を果たすと指摘されている。
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