ニュース その他製造 作成日:2014年6月4日_記事番号:T00050713
中華経済研究院(中経院、CIER)が3日発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は58.6で、前月から1.6ポイント下落した。呉中書中経院院長は、数値が57ポイント以上であれば経済状況は良好と言えると説明。拡張ペースに緩和が見られるものの、今後数カ月は55以上を維持するとの見方を示した。4日付蘋果日報などが報じた。
PMIを構成する5項目のうち、特に新規受注指数は62.3、生産量指数は60.9といずれも60以上を維持し、5月のPMI数値をけん引した。このほか雇用指数が58.4、サプライヤー納期指数が56.5、購買品在庫指数が54.8だった。雇用指数の58.4は過去2番目に高い数値で、4月失業率が3.91%に下落した動きと一致している。
世界では中国、米国、日本、シンガポールで5月のPMIが上昇した。中国は3カ月連続での上昇となったが、呉院長は中国経済が不確定要素から抜け出したと判断するには時期尚早と説明。中国は大企業はPMIが良好な一方、中小企業は疲弊しているためと理由を挙げた。
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